人生は無意味なのだだだ。

　BEN FOLDS FIVEの代表曲"Song for the Dumped"の日本語バージョン。"金返せ"とは、なんて直球のタイトル。

　「そりゃないぜ　急に　ひとりになりたいなんてさ　金を返せ！　すぐに返せ！」と、サビでエモーショナルに盛り上がる曲調と相まって、かなり激憤しているご様子です。

　ニュージーランドのバンドも日本語で歌ってくれています。

　ポップロックと言うんでしょうか、非常に親しみやすくゆるい曲調に乗せて、機械で翻訳されたみたいな歌詞が歌われています。歌詞に「私は」とか「私が」とかがよく出てくる。

　そして、全編にわたって日本語で歌われているにも関わらず、殆ど何を言っているのかわからない。途中のコーラスの「やめてくだーさい」は際立っているのではっきりとわかるものの、それ以外はあまり良く聞き取れないです。

　とはいえ、聴いていると、一生懸命練習したんだろうなーとかなんとなく微笑ましく思えてしまって、もう一度再生ボタンを押してしまうのです。

　デンマークの素晴らしきアーティストMEWの"White Lips Kissed"の日本語バージョンです。

　MEWは本国デンマークを含むヨーロッパ圏と、特に日本で人気があるみたいなので、日本のファンに感謝の意を込めて日本語で歌ってくれたのかもしれません。

　歌詞もなかなか抽象的にして叙情的で、しっかりと言葉が聞き取れるように歌ってくれています。

　ひとつの作品としてきちんと制作した真摯さが伝わってきます。

　ニューヨークのアーティストで、ipod nanoのCMにも使われたという"I Belong In Your Arms"の日本語バージョンです。発表当初は結構話題になったらしく、YouTubeでの再生回数も伸びています。歌詞字幕付きの動画です。

　かなり練習されたのか、発音がとてもナチュラルで、聞きやすいです。

　歌詞は意図してのことかはわからないですが、特に2番が変な感じになっています。「カキ氷　リモコンで　あたしを操る」とは一体何のことなのか。

　伸びやかな曲調の中で、とても伸びやかに歌われています。

　あのQUEENにも、サビの一部ではありますが、日本語で歌っている曲がありました。こんな世界的な超有名アーティストに歌ってもらっているなんて、大変恐縮でございます。

　まして、ただでさえこんな素晴らしい曲の中でですよ。ありがとう、フレディ。

「思い煩うことはない。人生は無意味なのだだだ。」だったのですが、短縮しました。思いついた時に思いついたことを書きます。